ロゼット 洗顔パスタ アクネクリア
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ロゼットのニキビケア用薬用洗顔料
- 評価
- メーカー
- ロゼット株式会社
- ブランド
- ROSETTE
- 公式サイト
- https://rosette.jp/
・有効成分配合で肌荒れ予防
ロゼット洗顔パスタは某口コミサイトでも評価が高く、人気の洗顔石けんです。
比較的最近(10年以内くらい!?)目につくようになった気がするのですが、ロゼット株式会社の沿革をみてみると、なんと始まりは1929年で創業は1934年という超老舗の会社でびっくりしました。しかも日本初のクリーム状洗顔料を発売した会社さんなんだそうです。
社名は何度か変わってきているようですが、現在のロゼット株式会社のロゼットには「薔薇の花飾り」とか「薔薇結び」といった意味があり、ローズやローズカットをイメージして名付けられたようです。
ロゼット社からは様々なスキンケアブランドシリーズが発売されていますが、その中でも人気なのがロゼット洗顔パスタシリーズです。
洗顔パスタのパスタには粉を練り込みペースト状にしたものという意味があるそうです。
洗顔パスタシリーズとしてもたくさんのラインナップがありますが、やはり顔の悩みとして多いニキビのケアとして販売されているロゼット 洗顔パスタ アクネクリアは人気となっています。
ここではロゼット 洗顔パスタ アクネクリアの特徴や成分解析からわかることをご紹介します。
薬用有効成分配合で肌荒れ予防
ロゼット 洗顔パスタ アクネクリアは薬用洗顔料で、つまりは医薬部外品です。
医薬部外品は化粧品と医薬品の中間のような位置づけで、有効成分が配合されており、有効成分の効果内で効果が謳えます。
甘草の根や茎から抽出したエキスから作られる成分で似た成分にはグリチルリチン酸2Kがあります。
何が違うかというと、グリチルリチン酸2Kが水に溶けやすい性質を持つのに対し、クリームなどの油分の多いものに溶けやすい性質を持ったのがグリチルレチン酸ステアリルです。
抗炎症やかぶれの防止などの効果があり、ニキビ予防に使われることの多い成分です。
Wクレイ成分で毛穴の汚れを除去しニキビの原因をスッキリ
ロゼット 洗顔パスタ アクネクリアにはカオリンとモンモリロナイト、含硫ケイ酸アルミニウムといった粘土(クレイ)成分が配合されています。
クレイは吸着作用があるため、洗顔料に配合されることで、毛穴に詰まった黒ずみ・角栓に吸着し、洗い流す際に汚れを一緒に落としてくれます。
ニキビは単に皮脂とアクネ菌が揃えば起こるわけではありません。
アクネ菌自体は酸素に弱いため、皮膚表面に皮脂があるくらいではニキビの原因にはなりにくいのです。
ですが、毛穴の中に皮脂や古い角質が詰まり、要するに毛穴詰まりを起こすと、空気に触れることのない毛穴内部にてアクネ菌が活発となり、皮脂を餌に増殖し、炎症を引き起こしニキビとなります。
そのため、ニキビ予防においては毛穴を綺麗に保つことはとても重要なのです。
クレイ成分は毛穴をキレイに保つために役立つ成分です。
石鹸&合成活性剤のコラボ
洗顔でよくあるのが石鹸です。
石鹸は合成界面活性剤との対比としてよく話に上がりますが、主な特徴は「洗浄力が高い」「生分解性が高い」「アルカリ性質で機能する」「毒性や刺激は少ない」があります。
洗浄力が高いというのはお肌の汚れをしっかりと落としてくれるので良いことですが、逆にいうと、敏感肌や乾燥肌というバリア機能が低下気味のお肌の場合には洗浄しすぎが気になるとも言えます。
石鹸というのは「脂肪酸+水酸化Na or K」で作られますので、ロゼット 洗顔パスタ アクネクリアの場合は、「ミリスチン酸、濃グリセリン、パルミチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、水酸化カリウム」が液体石鹸を表しています。
さらにラウリン酸アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム液といった合成界面活性剤も配合されています。
つまり、石鹸と合成界面活性剤のハイブリット洗顔料と言えます。
ベタイン系やアミノ酸系の界面活性剤を使用することで石鹸だけの洗顔料よりも洗浄力をマイルドにすることができます。
成分解析
ロゼット 洗顔パスタ アクネクリアの全成分を見ていきます。
まず、医薬部外品ということなので、有効成分をチェックします。
有効成分はグリチルレチン酸ステアリルで抗炎症効果があり、ニキビ予防に役立ちます。
有効成分以外の成分でまず重要なのは洗浄成分です。
ミリスチン酸
濃グリセリン
パルミチン酸
ステアリン酸
ラウリン酸
水酸化カリウム
上記のうち、◯◯酸とついているのが脂肪酸名です。そして水酸化カリウムと反応させると液体石鹸が出来上がります。グリセリンは石鹸工程の副産物です。
石鹸だけでなく、下記の合成界面活性剤が配合されています。
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム液
上記の成分名は医薬部外品用の表記となっていますが、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液はラウラミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液はコカミドプロピルベタイン、N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム液はココイルグリシンKを表しています。
ベタイン系界面活性剤はベビー用に使われるくらいに低刺激で強すぎない洗浄力の成分で、ココイルグリシンKもアミノ酸系界面活性剤で低刺激です。
BGは抗菌作用を持った保湿剤です。安全性は高いとされていますが、まれにお肌に合わない人もいるようです。
グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液はグリコシルトレハロースと加水分解水添デンプンの混合液です。保湿成分です。
カオリン
モンモリロナイト
含硫ケイ酸アルミニウム
上記はクレイ成分です。毛穴などに詰まった汚れに吸着し、毛穴汚れを落とすのに役立ちます。
水素添加大豆リン脂質は水添レシチンのことで乳化剤です。
トリメチルグリシンはベタインのことで保湿効果があります。
オリブ油は精製されたオリーブオイルです。保湿効果やエモリエント効果があります。
オウバクエキス
ダイズエキス
ドクダミエキス
上記は植物エキスです。
オウバクエキスは抗菌・消炎作用があるため、肌荒れ予防に役立つ成分です。
ダイズエキスはイソフラボンが豊富で保湿効果以外にニキビ予防など肌荒れ予防効果があります。
ドクダミエキスは抗菌効果や肌荒れ予防効果があります。
ニキビ予防のための洗顔料なので肌荒れやニキビ予防に役立つ植物エキスをチョイスしているということなのでしょう。
アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液はポリクオタニウム-39のことで、泡立ちを良くし、保湿効果のある成分です。
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液はポリクオタニウム-7のことで、カチオン系界面活性剤であるため、吸着作用があり、コンディショニング効果があります。洗顔後のお肌のツルツル感をもたらします。
ヒドロキシエタンジホスホン酸はエチドロン酸のことで、キレート剤です。洗顔料自体の品質を保つための成分ですが、お肌への負担となることがあります。
エデト酸四ナトリウムはEDTA-4Naのことでこちらもキレート剤です。旧表示指定成分でもあります。お肌への負担となりうる成分です。
安息香酸ナトリウムは安息香酸Naで、旧表示指定成分の防腐剤です。お肌への負担となりうる成分です。
香料は香りづけのための成分です。合成香料の場合は特に香り効果以外はありませんので、お肌に対しては負担となりえます。
ロゼット 洗顔パスタ アクネクリアの主な口コミ
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良い評判通りの洗顔
SNSでおすすめされていたので試してみたところ、とても良かったです。敏感肌なので合わない洗顔料を使うとすぐに肌荒れを起こしますが、こちらの洗顔料は大丈夫でした。使いだしてからはニキビができにくくなった気がしますので、予防できているのだと思います。洗い上がりさっぱりでお肌が明るくなります。
Sさん 20代女性
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良いニキビ予防におすすめ!
少量でも泡立ちネットを使えばモコモコの濃密泡が作れます。洗い上がりはちょっとツッパリ感はありますが、化粧水使うので問題ありません。混合肌でおでこなどにニキビができやすいですが、しばらく使っているとニキビができなくなってきました。お肌にも合っているし良かったです。
Kさん 10代女性
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普通悪くはない!
ゆらぎ肌なのでお肌の調子が良くない時はちょっと刺激を感じますが、そうでなければ、問題なく使えます。洗顔後に乾燥もしませんが、しっとり感もありませんので、洗顔後の保湿ケアは欠かせません。可もなく不可もなくという感じです。
Oさん 20代女性
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悪い合いませんでした。
やさしくニキビのケアができる洗顔料を探していて試してみました。結論からいうと肌に合わず、肌がカサカサになります。ニキビも相変わらずできてしまうので、効果も感じられませんでした。
Sさん 40代女性
全成分
- 内容量
- 120g
- 価格
- 600円(税抜)
- 販売店
- ロゼットオンラインストア/ココカラファイン/スギ薬局/マツモトキヨシ等のドラッグストア
※掲載時点での情報です。詳細はメーカーホームページでご確認ください。