洗顔

ミノン フェイシャルウォッシュ

  • 乾燥肌
  • 脂性肌
  • 混合肌
  • 普通肌
  • 液体タイプ
  • 低刺激
  • 無添加
  • 肌荒れ
  • 肌の痒み
  • 敏感肌

防腐剤フリーの肌に優しい洗顔料

評価
(4/5)
メーカー
第一三共ヘルスケア株式会社
ブランド
MINON
公式サイト
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_minon/
・アレルギーの原因物質を極力カット
・お肌と同じ弱酸性で負担を軽減
・保湿洗浄でお肌しっとり

化粧品によっては使った後に肌がヒリヒリする、赤くなる、ピリピリ感を感じるといった症状が表れる敏感肌。

そんな敏感肌のためのスキンケアとして人気のブランドが「MINON(ミノン)」です。

ミノンは第一三共ヘルスケアが手掛ける敏感肌のためのスキンケアブランドです。

ミノンシリーズでは3種類の洗顔料が発売されています。

一つはミノン アミノモイストシリーズのジェントルウォッシュ ホイップです。
通常のミノンシリーズとしてはクリームタイプと泡タイプの2タイプが用意されています。

ここではミノンのクリームタイプ洗顔料であるミノン フェイシャルウォッシュについて、その特徴や成分解析からわかることをご紹介します。

ブランド名の由来となる3つのNON(ノン)

ミノンというブランド名の由来は3つのNONというところからきています。

NONというのは「非とか不とか無」という意味なので、3つの何かを排除しているという意味です。

では3つの何かというのは何なのかというと、

①アレルギーの原因物質
②毒性
③アルカリ性

つまり、ミノンの特徴としては、アレルギーの原因物質を極力カットし、毒性をできる限り低くし、弱酸性のスキンケアであるということです。

敏感肌は刺激に弱く、お肌のバリア機能が低下しているお肌であるため、バリア機能を守りながら優しくお肌を洗浄できるように作られているのがミノン フェイシャルウォッシュです。

アミノ酸系洗浄成分でお肌の潤いを守りながら優しく洗浄

ミノン フェイシャルウォッシュにはミリストイルグルタミン酸Kという洗浄成分が配合されています。

それほどよくは見かけない成分ですが、ミリストイルグルタミン酸Kはミリスチン酸とアミノ酸の一種であるグルタミン酸から作られる界面活性剤で、生分解性に優れお肌にも低刺激な弱酸性の洗浄成分です。

刺激に弱い敏感肌の方の洗浄成分としてはもってこいな成分でおすすめできる成分です。

潤いを守りながら汚れを落とす保湿洗浄

潤いを守りながらという表現から保湿成分が十分に配合されているのかな?と思うかもしれませんが、ミノン フェイシャルウォッシュにはこれといった保湿成分は配合されていません。

保湿成分が配合されていなくても潤いを守れるという理屈なのですが、要するに洗浄成分の洗浄力が肝となります。

洗顔後に肌がつっぱったり、カサカサになったり、粉を吹いたりするのは皮脂だけでなくお肌の潤いまで洗顔料によって落とされたからです。

どうしてそうなるのかというと、脱脂力や洗浄力が強い洗浄成分が配合されていると皮脂だけでなく、お肌の潤いを保つのに必要な天然保湿因子やセラミドなどまで溶け出してしまいます。

そうなるとお肌は潤いを維持することができず、皮脂という潤いを逃さないためのバリアも洗顔によって失われるため簡単にお肌が乾燥してしまいます。

そうならないようにするためには、洗浄力が強すぎず、汚れは落としてくれるけれども、お肌の潤いは残してくれる洗浄成分を使うことが必要です。

ミノン フェイシャルウォッシュに配合されている洗浄成分のミリストイルグルタミン酸Kは洗浄力がマイルドであるため、潤いを奪い過ぎず、むしろ潤いを守って洗顔することができます。

成分解析

ミノン フェイシャルウォッシュの成分を一つ一つ見ていきます。

水に関するこれといった記述が見当たりませんでしたので、通常の化粧品に使われる精製水が使われているのだと思います。

ミリストイルグルタミン酸Kはすでに説明したようにアミノ酸系の洗浄成分で低刺激&洗浄力も優しく、弱酸性という特徴があります。

BGはブチレングリコールといって防腐効果のある保湿剤です。
ミノン フェイシャルウォッシュは防腐剤フリーであることも特徴の一つですが、パラベンなどの防腐剤を使用しないということはそのままでは腐りやすい洗顔料となります。

そのため、防腐剤ではないけれど、防腐効果を持つ成分で代用しているわけです。

その一つがBGです。

グリセリンは保湿剤です。世の中の化粧品の多くに配合されている成分ですし、手作り化粧品の場合にもよく使われる成分です。

PEG-400はポリエチレングリコールといって防腐効果のある保湿剤です。PEG-12よりも数字が小さいものは旧表示指定成分となりますが、PEG-400は旧表示指定成分ではなく安全性も高い成分です。

ラウリン酸
ステアリン酸
水酸化K

上記は液体石鹸の成分となります。石鹸というのは脂肪酸に水酸化Naか水酸化Kを反応させて作られます。水酸化Naと反応させた場合は固形石鹸となり、水酸化Kと反応させると液体石鹸が作られます。ラウリン酸とステアリン酸が脂肪酸で水酸化Kと反応して液体石鹸が出来上がります。

要するにアミノ酸系の合成界面活性剤と石鹸でできた洗顔料ということになります。

香料は合成香料で香り付けに使われます。
アレルギーの原因物質を極力排除というのであれば排除して欲しかったと思える成分です。

全部で9種類というとてもシンプルな成分構成で作られた洗顔料なので、お肌への負担やお肌に合わない可能性も低いです。

配合されている成分の一つ一つもお肌への負担が強いものではありませんので、洗顔料全体としても低刺激ですし、アミノ酸系の洗浄成分がメインとなっているためお肌の潤いを守りながら優しく洗える洗顔料となっています。

泡タイプではないので泡立てる手間は掛かりますが、洗顔料としては敏感肌や乾燥肌など肌が弱い方におすすめです。

ミノン フェイシャルウォッシュの主な口コミ


良い

一番のお気に入り洗顔

もう何度もリピートしています。洗顔後にお肌が乾燥してつっぱったりもせず、肌トラブルもなく使用できているので、これしか使えません。泡立てるともっちりした泡になるので気持ち良く洗えます。洗顔ジプシーの方におすすめです。

Nさん 20代女性


良い

肌に優しい

肌が荒れがちですが、優しく洗えて肌荒れが治まります。コスパ的に毎日使用はできませんが、肌荒れの時の強い味方です。

Sさん 30代女性


悪い

泡立ちが・・・

泡立ちが悪く使いにくいです。香りも微香料と謳っている割にはそれなりに強く香るため、好きではありません。コスパも良くないし残念です。

Hさん 40代女性


普通

他の洗顔料と比べて

特にダメとか良くないといったことはありませんが、他のもっと安い洗顔料と使用感も変わらず、あまり違いが感じられないので微妙です。

Sさん 30代女性

全成分

水、ミリストイルグルタミン酸K、BG、グリセリン、PEG-400、ラウリン酸、ステアリン酸、水酸化K、香料
内容量
100g
価格
1,200円(税抜)
販売店
マツモトキヨシ・ココカラファインなどドラッグストア

※掲載時点での情報です。詳細はメーカーホームページでご確認ください。

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