マナラ 生練り洗顔
- 乾燥肌
- 脂性肌
- 混合肌
- 普通肌
- パウダー(粉)タイプ
- 毛穴の黒ずみ
角栓や汚れをスッキリ落とす泡立たない洗顔料
- 評価
- メーカー
- 株式会社ランクアップ
- ブランド
- maNara
- 公式サイト
- https://www.manara.jp/
・7つの無添加
洗顔選びの際のポイントとしてよく挙げられるのが毛穴の汚れ・角栓の除去ができるかどうかです。
毛穴の中で角栓が詰まり、角栓に含まれる皮脂が酸化して黒くなるといわゆる黒ずみとなってしまい、鼻がイチゴみたいになってしまい、人の目が気になってしょうがないですよね。
しかも毛穴の中に詰まっているのでちょっとやそっとの洗顔では落とすことができないのが悩ましいですね。
そのため、毛穴の汚れ対策の洗顔は吸着力や角質除去重視の成分が配合されていることが多いです。
毛穴のケアを重視した洗顔料としてマナラの生練り洗顔があります。
ホットクレンジングジェルが人気で有名なマナラ化粧品ですが、毛穴ケア重視で作られた生練り洗顔の特徴や成分解析からわかることをご紹介します。
生酵素配合で毛穴の角栓や古い角質を分解
マナラ 生練り洗顔にはパパインやプロテアーゼ、リパーゼといった酵素成分が配合されています。
角栓というのは皮脂と角質でできていますが、角質の大半はタンパク質です。
そのため、たんぱく質分解酵素のパパインなどがたんぱく質を分解することで角栓や古くなった角質を落としやすくしてくれます。
ただ、ただですね。古い角質も角栓もたんぱく質ですが、お肌もたんぱく質でできています。
そのため、古い角質や角栓だけでなく、お肌のもっとも表面にある角質層も分解しちゃいます。
特に最近はパパインがアレルギーを引き起こす可能性があるということがわかったきたようなので、使いすぎに注意が必要ですね。
パパインは植物由来の成分ということもあり、なんとなく優しそうなイメージがありますが、その特性上お肌にとってはメリットもデメリットもあるというわけです。
クレイ成分が汚れをしっかり吸着
タルクやパイロフェライト、タナクラクレイといった鉱石&クレイ成分が配合されています。
鉱石というのは基本的にミネラルでできており、クレイは粘土のことですが、粘土はご存じのとおり、吸着力があるため、酵素によって落としやすくなったお肌の汚れや角栓などに吸着し洗い流しやすくします。
クレイパックという言葉があるように、粘土の吸着力を利用した化粧品は色々あります。
泡立てない水に溶かすだけのパウダー洗顔
マナラ 生練り洗顔はパウダータイプの洗顔料です。
パウダータイプとなると泡立てるのがめんどくさいということも多いのですが、マナラ 生練り洗顔の場合は泡立てる必要はなく、水と混ぜてポソポソ過ぎず、水っぽ過ぎないテクスチャーの状態にしてから洗顔を行うだけなので手間いらずです。
どうしてマナラ 生練り洗顔はパウダータイプを採用しているのかというと、酵素のパワーを最大限に活かすためだそうです。
マナラにはモイストウォッシュゲルというゲルタイプの洗顔料もありますが、それよりもさらに角栓や古い角質の除去力を高めたのが生練り洗顔で、生練り洗顔の分解力を高めるための形態がパウダーだったということですね。
成分解析
マナラ 生練り洗顔の成分を見ていきます。
タルク
パイロフェライト
タナクラクレイ
上記は吸着作用のある鉱物やクレイ成分です。
タルクはタルクフリー化粧品があるように敬遠されがちな成分ではありますが、タルクの危険性というよりは一昔前にタルクに含まれていたアスベストの発ガン性が危険視された影響でタルクそのものが危険視されたようです。
タルク単体だと発ガン性があるとは分類できないようです。
吸着作用によって皮膚表面の汚れだけでなく、毛穴に詰まった汚れも落としやすくします。
ラウロイルグルタミン酸Na
ラウロイルアスパラギン酸Na
ココイルグリシンNa
上記は洗浄成分です。全てアミノ酸系の洗浄成分でお肌に優しい成分ではありますが、ココイルグリシンNaに関しては洗浄力は他のアミノ酸系洗浄成分に比べて少し高めとなっています。
PVPはポリビニルピロリドンといい、乳化安定や皮膜形成などに使用されることの多い成分です。安全性は高いとされています。
シリカは珪素のことですが、研磨剤として歯磨き粉に使われることが多いなど少しスクラブ的な要素が強いです。吸着作用もあります。
キサンタンガムは多糖類に分類され増粘剤として使われる成分です。
アーチチョーク葉エキスは美白や収斂(毛穴の引き締め)といった効果をもった肌のコンディショニング剤です。
加水分解コラーゲンは皮膚の真皮にも多く存在するコラーゲンを加水分解した成分でアミノ酸を含み保湿力があります。
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムはヒアルロン酸をカチオン化して作られた陽イオン界面活性剤で陽イオン界面活性剤は吸着作用があるため、吸着型のヒアルロン酸となります。
洗浄系化粧品に配合することで洗い流した後もヒアルロン酸がお肌に残りやすくなりますが、通常のヒアルロン酸よりはお肌への負担は大きくなります。
パルミチン酸アスコルビルリン酸3NaはビタミンC誘導体で酸化防止に役立ちます。
α-アルブチンは美白効果があるとされる成分です。
パパイン
プロテアーゼ
リパーゼ
上記は前述したとおり、酵素成分ですが、酵素は古い角質や角栓を分解して除去しやすくしてくれる反面、お肌の表面の角質層をも分解してしまうため、メリットとデメリットがあります。
乳酸桿菌/ハス種子発酵液
サッカロミセス/デイリリー花発酵液
シゾサッカロミセス/イチジク果実発酵液
乳酸桿菌/ハイビスカス花発酵液
サッカロミセス/ハトムギ種子発酵液
上記は植物由来の発酵エキスです。
乳酸桿菌/ハス種子発酵液はお肌にハリや弾力を与えてくれる成分です。
サッカロミセス/デイリリー花発酵液は抗酸化や抗炎症効果があり、エイジングケアとして配合される成分です。
シゾサッカロミセス/イチジク果実発酵液はヒアルロン酸産生機能があるとされる保湿成分です。
乳酸桿菌/ハイビスカス花発酵液は抗酸化作用があり肌荒れ防止に役立つ成分です。
サッカロミセス/ハトムギ種子発酵液はお肌のくすみ予防に役立つ保湿成分です。
いずれもいわゆるお肌のコンディショニング成分となります。
メマツヨイグサ種子エキスはポリフェノールを多く含むため抗酸化作用のある植物エキスです。
セイヨウトチノキ種子エキスはマロニエエキスとも呼ばれ、収斂や抗炎症効果があります。
ダイズ種子エキスはイソフラボンを多く含むため、美肌効果があります。
プエラリアミリフィカ根エキスは大豆以上のイソフラボンを含み美白・美肌効果がある成分ですが、プエラリアミリフィカといえば、バストアップサプリなどで有名な成分です。
ザクロ果実エキスはビタミンやミネラル、ポリフェノールを多く含み、抗酸化や肌荒れ予防に役立つ成分です。
グリチルリチン酸2Kは甘草由来の成分で抗炎症効果があり、痒み防止や肌荒れ予防に役立ちます。
グリセリンは保湿剤です。
ケイ酸Caは吸着剤として使用される成分です。
リン酸2NaはpH調整や酸化防止などに使われる成分です。保湿効果もあります。
リン酸KはpH調整剤です。
デキストリンはデンプンを加水分解して作られる成分で増粘剤として使われます。
BGは防腐効果のある保湿剤でパラベンフリー化粧品などによく使われます。
水は精製水かと思われます。
マナラ 生練り洗顔は全35種類の成分で作られていますが、全体としてそれほど毒性や刺激の強い成分は配合されていませんが、成分数が少し多い点と、パパインなどの酵素によるお肌への負担などを考慮すると、保湿力はそれなりにあるかもしれませんが、低刺激とまではいかない洗顔料と言えます。
酵素&クレイによる毛穴の角栓除去力はそれなりに高めなので、毛穴の黒ずみが気になる方は試してみてもいいと思います。
マナラ 生練り洗顔の主な口コミ
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良い敏感肌ですが良かったです
これまで色んなパウダー洗顔使ってきましたが、刺激があり、肌の状態が悪くなることばかりでした。マナラのパウダー洗顔は刺激もありませんし、毛穴の黒ずみも綺麗になり、良かったです。
Nさん 50代女性
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良いマナラ化粧品のファンです
マナラさんの化粧品はどれも良いと思えるものばかりですが、この洗顔パウダーもやはり良かったです。口コミを見ていると洗顔後に乾燥したという方もいらっしゃるようですが、私の場合は乾燥どころか、お肌が潤い、しかも毛穴の汚れが落ちたのか、肌がキレイになり、とても嬉しかったです。
Aさん 50代女性
-
悪い合いませんでした…
使ってみたところ、酵素によるピーリング力が強いからなのか鼻の皮が剥けてしまい、自分には合わなかったようです。しかも肝心の角栓は除去できませんでした。
Tさん 30代女性
-
悪い期待外れ・・・
コスパがあまり良くないですし、使った後はお肌が乾燥してしまいます。口コミで評判が高かったので期待して購入してみましたが、期待外れでした。
Mさん 30代女性
全成分
- 内容量
- 60g
- 価格
- 3,200円(税抜)
- 販売店
- maNaraオンラインショップ/楽天市場/ロフト/PLAZA/メイクアップソリューション/東急ハンズ/ショップイン/アットコスメ/ハンズビー/カラーフィールド/ドン・キホーテ
※掲載時点での情報です。詳細はメーカーホームページでご確認ください。