キュレル 泡洗顔料
- 乾燥肌
- 泡タイプ
- 人気
- ニキビ・吹き出物
- 薬用・医薬部外品
- 敏感肌
肌のセラミドを守って洗う洗顔料
- 評価
- メーカー
- 花王株式会社
- ブランド
- Curel
- 公式サイト
- http://kao-direct.kao.co.jp/
・アミノ酸系の洗浄成分でやさしく洗浄
・香料・着色料・アルコール無添加
CMが流れているのでブランド自体をご存じの方も多いと思いますが、乾燥性敏感肌向けのスキンケアブランドとして有名なのが「Curel(キュレル)」です。
キュレルは大手化粧品メーカーである花王株式会社のスキンケアブランドラインナップの一つです。
キュレルブランドのベースとしてはお肌にあるセラミドを守るというセラミドケアです。
そんな乾燥性敏感肌のお肌を考え、セラミドケアを提唱しているキュレルの泡洗顔料について特徴や成分解析をご紹介します。
有効成分配合で肌荒れを防いでくれる
キュレル 泡洗顔料は薬用洗顔料です。つまり医薬部外品です。
医薬部外品なので化粧品以上、医薬品未満といった位置づけです。
化粧品では基本的に効果として言えることはお肌を(洗浄によって)綺麗にするといったことや、保湿成分によるお肌に潤いを与えるといった内容くらいです。
化粧品はあくまでも日々のお肌のお手入れ的な位置づけなので肌トラブルに効果があるといったことは謳えません。
医薬部外品には有効成分が配合されていますので、有効成分の効果範囲内で効果を謳うことができます。
キュレル泡洗顔料にはグリチルリチン酸2Kが有効成分として配合されています。
グリチルリチン酸2Kには抗炎症作用や痒みを抑える効果があります。
元々漢方や生薬として有名な甘草(カンゾウ)から抽出される成分です。
グリチルリチン酸2Kの効果によってニキビや肌荒れといったお肌のトラブルが起こるのを未然に防ぐのに役立ちます。
またグリチルリチン酸2Kを配合することで例えば、化粧品そのものの刺激が強くお肌に炎症が起こりそうな場合や痒みが発生しそうな場合もある程度は押さえてくれたりします。
よく誤解されがちですが、あくまでも医薬部外品は予防ケアの位置づけです。トラブル症状にアプローチして治療効果があるのは医薬品となります。
セラミドを守って洗える洗浄成分
一応キュレルの洗顔料のコンセプトはセラミドを守って洗うということなので、どういうことか説明しておきますと、洗顔料の種類によっては洗浄力が強すぎて汗や皮脂はもちろん、お肌の潤いを保っているセラミドや天然保湿因子といった保水成分まで失われてしまいます。
そこでお肌にあるセラミドを守って洗うには洗浄成分の種類がとても大切となります。
キュレル泡洗顔料の場合は、
ラウロイルアスパラギン酸Na液⇒ラウロイルアスパラギン酸Na(アミノ酸系)
ラウリルヒドロキシスルホベタイン液⇒ラウリルヒドロキシスルタイン(ベタイン系)
ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na⇒ココイルグルタミン酸Na(アミノ酸系)
上記のようにアミノ酸系とベタイン系の洗浄成分が使われています。
どちらもお肌にとって低刺激であると同時に洗浄力も強すぎず優しい洗い上がりなのでお肌の潤いを守って洗うことができます。
つまり、セラミドを守って洗える洗顔料というわけです。
弱酸性&3つの無添加
キュレル泡洗顔料は弱酸性の性質であるようです。
お肌というのが弱酸性に傾いているということから弱酸性洗浄料がお肌に優しいという認識が強いですが、正常なお肌であれば、弱アルカリ性の洗浄料であっても中和が起こり一時的に中性によりますが、自然と弱酸性に戻っていきます。
弱アルカリがダメなのであれば、石鹸なんて基本アルカリ性質でないと機能しないわけで石鹸がダメということなってしまいます。
弱酸性か弱アルカリ性かということよりも、洗浄成分自体の刺激や洗浄力がどうなのかの方が大切です。
そしてキュレル泡洗顔料は3つの成分が無添加となっているようです。
香料
着色料
アルコール
の3つです。
無添加の内容としてはごくごく普通、というよりむしろ少ないくらいです。
確かに上記の3成分はお肌への負担となる成分なので乾燥性敏感肌向けなのであれば無添加である方が好ましい成分です。
成分解析
キュレル泡洗顔料の成分を見ていきます。
有効成分のグリチルリチン酸2Kは肌荒れ予防やニキビ予防など肌トラブル対策に役立つ成分です。
精製水は水の中から不純物などを除去した水です。ほとんどの化粧品のベースとなります。
グリセリンは保湿剤です。こちらも多くの化粧品に使われています。
ラウロイルアスパラギン酸Na液
ラウリルヒドロキシスルホベタイン液
ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na
上記は洗浄成分です。すでに前述した内容なので説明は省略します。
マルチトールは保湿剤です。潤いを保つ保水力があります。
PGはプロピレングリコールといい、保湿剤です。防腐効果がありますが、旧表示指定成分です。
PEG6000はPEG-150のことで、保水効果があります。
ステアリン酸POEソルビタンはポリソルベート60といい、非イオンの界面活性剤で、乳化剤として使われます。
グリセリルエチルヘキシルエーテルはエチルヘキシルグリセリンといい、抗菌&消臭作用のある保湿剤です。
水酸化カリウム液(A)は水酸化KでpH調整剤です。
エデト酸塩はEDTA-4Naともいい、キレート作用があるキレート剤です。旧表示指定成分の一つです。
フェノキシエタノール
パラベン
上記は防腐剤です。パラベンは旧表示指定成分の一つです。
成分全体の評価とすれば、洗浄成分は低刺激で適度な洗浄力なので問題ありませんが、旧表示指定成分がいくつか配合されているため、洗顔料全体としては低刺激とは言い難いです。
ただし、洗顔料のような洗浄系化粧品の場合、洗浄成分の配合比率が水の次に多く、影響力は大きいため、刺激や洗浄力の強い洗浄成分が使われているものに比べるとお肌への負担は少ないとも言えます。
泡タイプなので使いやすさは抜群です。保湿力に関しては、グリセリンやPGといった保湿剤が配合されてはいますが、セラミドやヒアルロン酸といった保湿成分とはまた少し違い、保湿力はそれほど高くないです。
キュレル 泡洗顔料の主な口コミ
-
良い良いですよ!
秋冬など肌が敏感になる季節に使っています。低刺激ですし使いやすく肌が弱い方にもおすすめです。
Mさん 20代女性
-
良い初の泡タイプ洗顔料
これまで泡立てるタイプの洗顔料を使っていたので、たっぷりの泡で洗顔していたのですが、ポンプ式で濃密泡って感じではないので、違和感を感じましたが、すっきりしっとりとした洗い上がりが気に入りました。価格も高くはないので良いですね。
Kさん 30代女性
-
悪い泡がダメ…
肌のコンディションが不安定だったので試してみましたが、コシのない柔らかい泡ですぐヘタるので洗顔がしにくいです。もっとしっかりとした泡が好きなので私は好きじゃありません。
Tさん 30代女性
-
普通よくわかりません
乾燥性敏感肌用ということあって肌にやさしい気はしますが、ちゃんと洗えているのかは不安です。洗い上がりに肌がつっぱるなどはありません。
Aさん 20代女性
全成分
- 内容量
- 150ml/130ml詰替用
- 価格
- 1,200円(税抜)/950円(税抜)
- 販売店
- 花王ダイレクト販売サービス/お近くの薬局・薬店・ドラッグストア
※掲載時点での情報です。詳細はメーカーホームページでご確認ください。