お肌本来の力にアプローチするスキンケアブランドの洗顔料「イプサ クレンジングフォーム センシティブ」の特徴や成分解析
イプサ クレンジングフォーム センシティブ
- 普通肌
- 液体タイプ
- 人気
- 肌荒れ
- 敏感肌
荒れやすくデリケートなお肌をやさしく洗う洗顔料
- 評価
- メーカー
- 株式会社イプサ
- ブランド
- IPSA
- 公式サイト
- https://www.ipsa.co.jp/
・乾燥肌や敏感肌を潤いによって守る
IPSA（イプサ）は超大手化粧品会社資生堂の子会社として1986年に創立された化粧品会社でブランド名もそのままイプサです。
IPSAは「自身の」や「自発的な」といった意味のあるラテン語が名前の由来となっているようです。
イプサの公式サイトにも「ひとりひとりの肌が本来持っている力の可能性にイプサはアプローチ」という記述があるようにお肌自身の本来の力を引き出すためのスキンケア化粧品を手掛けているのがイプサです。
もちろん、スキンケア化粧品以外にもメイクアップ化粧品や化粧品雑貨など化粧品関連のアイテムは一通りそろっています。
しかもイプサでは単に化粧品を販売しているだけでなく、コンセプトを体現するため、ひとりひとりのお肌の個性を見つけて、水分量や皮脂量などのデータを測定し、データとカウンセリングによってキレイを目指す為のレシピを作り、個人個人のお肌の内側から綺麗を引き出すという、独自の提案をしています。
イプサからは洗顔料も一つではなく数種類発売されています。
その中でも敏感肌向けに作られた洗顔料がイプサ クレンジングフォーム センシティブです。
クレンジングと付いていますが、洗顔料のようです。
ここではイプサ クレンジングフォーム センシティブの特徴や成分解析からわかることをお伝えします。
デリケートな肌をやさしく洗う
公式サイト上に載ってある情報は少なく、具体的にどの成分によってどのような効果があるなどは書いてありません。
そのため、こちらでこういう意味かな？と思われる特徴をご紹介します。
公式サイトにはデリケートで荒れやすいお肌をやさしく洗うと記載されています。
何をもってやさしくお肌を洗えると言っているのか？
それは、おそらく洗浄成分のことを言っているのだと思います。
イプサ クレンジングフォーム センシティブにはミリスチン酸、水酸化K、ステアリン酸、パルミチン酸から作られる石鹸とココアンホ酢酸NaやココイルメチルタウリンNaという合成界面活性剤を使用することで石鹸の高い洗浄力を抑えながら優しく洗えるようになっています。
ココアンホ酢酸Naはベタイン系の界面活性剤で低刺激でやさしい洗浄力、ココイルメチルタウリンNaはアミノ酸系に似た性質の高級な界面活性剤でやさしくマイルドな洗い上がりです。
石鹸そのものは生分解性が高く、毒性も低いですが、洗浄力が高いので、洗い落とし過ぎが懸念されることもありますが、石鹸に低刺激で控えめな洗浄力の合成界面活性剤を合せることで適度な洗浄力で優しく、お肌に必要な潤いまで洗い流さないように作られています。
潤いあるしっとり滑らか肌へと導く
もう一つ公式サイトに書かれていることが「潤い」についてです。
お肌に潤いを与えしっとりと洗い上げることにより乾燥肌や敏感肌を守ると掻かれています。
ではどうしてそうなるのか？
その理由は2つあると思われます。
1つは洗浄成分によるものです。
洗浄成分というのは基本的にはお肌の汚れだけでなく、皮脂やお肌の潤い保持成分までも洗い流してしまう可能性があるため、潤いを与えるどころか、お肌の乾燥を招く恐れがあります。
ですが、洗浄力をコントロールすることによって「落とし過ぎ」を防ぎ、お肌の潤いを守って洗うことで洗い上がりのしっとり感を生み出すことができます。
そのためにも単に石鹸成分だけで洗浄するのではなく、ベタイン系やタウリン系の洗浄成分を使用していることが活かされています。
もう1つの理由は保湿成分です。
洗い流す化粧品なので化粧水や乳液ほどの保湿効果はもちろん見込めませんが、ある程度は保湿成分によってしっとり保湿することができます。
イプサ クレンジングフォーム センシティブにはミツロウ、PEG／PPG-14／7ジメチルエーテル、ヨモギ葉エキス、オドリコソウ花／葉／茎エキス、オレンジ油といったコンディショニング成分やポリクオタニウム-6、ポリクオタニウム-51のような皮膜形成成分が配合されています。
特にポリクオタニウム-51は別名リピジュアと呼ばれ、ヒアルロン酸の2倍の保湿力があり、洗い流した後のお肌にも付着し保湿してくれる成分です。
これらの成分が配合されることで洗顔後もしっとりとした保湿を実感できるわけです。
成分解析
ではイプサ クレンジングフォーム センシティブの全成分を見ていきます。
水は特別な記載がありませんので、不純物を含まない精製水が使われていると思います。
ミリスチン酸
グリセリン
水酸化K
ステアリン酸
パルミチン酸
上記は脂肪酸と水酸化Kということで石鹸を表す成分です。グリセリンは石鹸製造の工程で産まれる副産物です。化粧品においては保湿剤として一般的に使われる成分でもあります。
ココアンホ酢酸Na
ココイルメチルタウリンNa
上記は合成界面活性剤です。ココアンホ酢酸Naは両性界面活性剤でベタイン系と呼ばれる洗浄成分でベタイン系はベビー用に使われるくらい低刺激な成分でもあります。
ココイルメチルタウリンNaも同様に低刺激でやさしく洗える成分です。
ソルビトールは甘味料として有名ですが、化粧品においては保湿剤として使われます。
PEG-6
PEG-32
上記はポリエチレングリコールのことで溶剤や保水剤として使われます。
数字が12より小さいものは旧表示指定成分となりお肌への負担が懸念されます。
イソステアリン酸PEG－60グリセリル
ステアリン酸グリセリル（SE）
上記は非イオン界面活性剤で乳化剤として使われる成分です。
ミツロウはミツバチが作りだした蝋なのでワックスのような効果があり、お肌を保護し潤いを逃しません。
ポリクオタニウム-6は帯電防止効果などがありシャンプーなどに配合されることが多い成分です。皮膜形成効果があります。
PEG／PPG-14／7ジメチルエーテルは皮膚コンディショニング成分です。
グリチルリチン酸2Kは抗炎症効果があり、肌荒れ予防に役立つ甘草由来の成分です。
ヨモギ葉エキスは保湿効果以外にも肌荒れ予防やニキビ予防に役立つコンディショニング成分です。
ポリクオタニウム-51はリピジュアと呼ばれヒアルロン酸以上の保湿効果を持つ成分です。
オドリコソウ花／葉／茎エキスは消炎作用や肌荒れ予防効果を持つコンディショニング成分です。
BGは抗菌効果のある保湿剤です。
オレンジ油は天然の香料としてや保湿目的に配合される柑橘系の植物オイルです。
トコフェロールはビタミンEのことで酸化防止効果があります。天然と合成のものがあり、どちらが使用されているかはわかりませんが、合成の場合は旧表示指定成分となります。
フェノキシエタノールは防腐剤です。パラベンフリーの化粧品によく使用される防腐剤となっています。
イプサ クレンジングフォーム センシティブ全体としては、PEG-6による皮膚刺激が多少気になりますが、基本的にはお肌への負担が少ない成分を選んで配合されていますので、比較的やさしい洗顔料と言えます。
イプサ クレンジングフォーム センシティブの主な口コミ
-
良いニキビケアにおすすめです。
毛穴に詰まった汚れがしっかりと落ちますが、肌のツッパリ感はなくさっぱりした洗い上がりです。ニキビケアには毛穴を詰まらせないことが大切なので、ニキビでお困りの方におすすめの洗顔料です。
Nさん 20代女性
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良いおすすめします
もちもちした洗顔料で洗い上がりはしっとりします。敏感肌なところがありますが、特にピリピリなどの刺激は感じませんので、低刺激なんだと思います。イプサブランドということもあり安心ですし、おすすめの洗顔料です。
Aさん 20代女性
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普通悪くはありません
サンプルを試してみたところ、肌荒れなどがなかったので実際に買ってみました。泡立ちネットを使うと少量でもしっかりと弾力あるもちもち泡が作れます。泡が気持ち良く、洗い上がりもさっぱりします。ただ自分にはちょっと洗浄力が強いかなと感じます。香りは柑橘系で好きです。
Aさん 30代女性
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悪いダメでした
イプサの化粧品自体は使ったことがあり、その際に問題がなかったのでこちらの洗顔料を試してみましたが、肌に合いませんでした。刺激などは感じなかったのですが、どうやら配合成分の何かにアレルギーがあったようで赤くなったり腫れたりしました。
Rさん 20代女性
全成分
- 内容量
- 125g
- 価格
- 2,500円（税抜）
- 販売店
- IPSA公式通販サイト／阪急百貨店・大丸・阪神百貨店・タカシマヤなどの百貨店
※掲載時点での情報です。詳細はメーカーホームページでご確認ください。
