草花木果 透肌洗顔ミルク・竹
- 普通肌
- 液体タイプ
- 石鹸
- 人気
- 毛穴の黒ずみ
竹の力でみずみずしいお肌に導く洗顔料
- 評価
- メーカー
- 株式会社キナリ
- ブランド
- 草花木果
- 公式サイト
- https://www.sokamocka.com/index.html
・アミノTG配合でお肌の古い角質を除去
・キメ細かい泡で汚れスッキリ
自然や植物を強く意識させるスキンケアブランド「草花木果」は株式会社キナリの手掛けるブランドです。
キナリという会社は元々資生堂グループだったのですが、現在は株式会社スクロールに譲ったため、資生堂グループではなくなったようです。スクロール社はコスメランドなどの通販を展開している会社です。
草花木果では竹・ゆず・どくだみ・緑茶・よもぎといった自然の力を利用して、毛穴・ニキビ・乾燥・テカリといった肌の悩みに応えています。
草花木果 透肌洗顔ミルク・竹は肌の悩みの中でも毛穴の悩みにアプローチした洗顔料であり、草花木果の洗顔料の中では一番の人気を誇っているようです。
そんな草花木果 透肌洗顔ミルク・竹の特徴や成分解析をご紹介します。
きめ細かな泡で毛穴の汚れや古い角質をスッキリ
草花木果 透肌洗顔ミルク・竹は石鹸をベースとした洗顔料です。
石鹸ベースというのは石鹸ではあるものの、石鹸成分だけでなく、合成界面活性剤も併用されているという意味です。
きめ細やかな泡の理由はおそらく石鹸の原料として起泡性の高い石鹸が出来上がるミリスチン酸が配合されていたり、洗浄補助として泡立ちをサポートするコカミドDEAが配合されているからだと思います。
ただし、もともと泡で出てくるわけではなく、液体タイプなのでご自身で泡立てる必要があり、泡立て方によって泡立ちなどに差が生じる可能性はあります。
公式サイトの上手な使い方などを参考にしてしっかり泡立てて使うようにしましょう。
結局のところ、毛穴に詰まった角栓などを洗い流すのは洗浄成分の効果によるものです。
角栓はタンパク質と皮脂の塊ですので、界面活性剤によって洗い流す必要がありますが、その際に泡が細かい方が毛穴の中の汚れにアプローチしやすくなります。
大きな泡では毛穴の中まで届かず皮膚表面だけの洗浄となります。
キメ細かい泡なので毛穴の汚れまで洗い流すことができるというわけですが、誰でも一度の洗顔で毛穴の汚れが全てスッキリするというような角栓除去パックのような効果はありません。
古い角質の除去には配合されているアミノTGが活躍するとのことです。
アミノTGというのは配合成分でいうところのベタインです。
ベタインはサトウダイコン由来の成分で一般的には保湿成分として使用されます。公式サイトによると古い角質を剥がす作用を促すようです。
竹エキス配合で潤いあるみずみずしいお肌へ
草花木果 透肌洗顔ミルク・竹の象徴とも言える成分が「竹エキス」です。
なんせ商品名に竹と付くほどですから、竹エキスは草花木果 透肌洗顔ミルク・竹の肝とも言える成分です。
成分名でいうとモウソウチク茎エキスが竹エキスのことですが、「孟宗竹」という竹の茎から抽出されるエキスということになります。
孟宗竹はウイルスを不活性化させるという研究データがあるようですが、基本的に抗酸化作用や抗菌作用、消臭作用が竹にはあります。
そしてモウソウチク茎エキスはお肌のコンディショニング効果があるのでお肌に潤いを与えみずみずしい状態にしてくれるということです。
天然香料のみで作られた心地よい癒しの香り
公式サイトによるとすがすがしい竹の香りをイメージして、ゆずやローズマリーなどから抽出した香料をブレンドして作られた香りだそうです。
正直言って洗顔料に合成香料が使われていると洗顔後もずっと強い香りが残り逆に不快に感じることもあります。
洗顔料の場合はうっすらとした香りや天然系の後を引かない香りが一番です。
温泉水のミネラルでお肌健やかに
草花木果 透肌洗顔ミルク・竹には温泉水が配合されています。
温泉水といっても地域によって全然違ってきますが、鹿児島県霧島山麓の関平温泉水という美人の湯として有名な温泉水を使用しているようです。
関平温泉水というのはミネラルバランスが良いということで知られるようで、ミネラル成分はお肌を健やかな状態に導くサポートをしてくれます。
成分解析
それでは草花木果 透肌洗顔ミルク・竹の成分を見ていきます。
水
ミリスチン酸
水酸化K
ラウリン酸
パルミチン酸
上記は石鹸の原料です。液体石鹸は脂肪酸と水酸化Kで作られます。ミリスチン酸とラウリン酸、パルミチン酸は飽和脂肪酸でミリスチン酸は石鹸の起泡性を高め、ラウリン酸は抗菌性があります。
BGはブチレングリコールといい、抗菌作用のある保湿剤です。
ジステアリン酸グリコールは増粘剤です。洗顔としてのスキンケア効果はありません。洗顔料を作るのに必要となる成分です。
ラウリルグリコール酢酸Naは洗浄力が高い界面活性剤です。さっぱりした使用感を出します。
ラウリルベタインはコンディショニング効果を持ったベタイン系の洗浄成分です。
ステアリン酸は脂肪酸の一種です。
ポリクオタニウム-39は皮膜形成剤です。ヘアケア化粧品によく使われる成分です。
メントールは清涼感を感じることで知られていますが、お肌のコンディショニング成分です。
PEG-90Mは乳化安定剤です。
ユズ果実エキスはユズセラミドとも呼ばれ、人の肌にあるセラミドに似たフルーツセラミドです。保水力がありお肌の潤いを保つのに役立ちます。
ローズマリー油は抗菌作用のあるアロマオイルです。
ベタインは保湿剤ですが、草花木果 透肌洗顔ミルク・竹の場合は古い角質除去目的で配合されています。
ボタンエキスは抗炎症効果などを持った植物エキスです。肌荒れ予防に役立ちます。
モウソウチク茎エキスは前述したとおり、竹エキスです。お肌に潤いを与えてくれます。
ココアンホ酢酸Naはベタイン系の両性界面活性剤です。コンディショニング効果のある肌に優しい洗浄成分です。
グリセリンは保湿剤です。
コカミドDEAは洗浄補助成分として使われることの多い起泡性を高めてくれる成分です。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースは乳化安定や皮膜形成に使われる成分です。低刺激で安全性は高いとされている成分です。
EDTA-2Naはキレート剤です。洗顔料の品質が劣化しないように保ってくれます。旧表示指定成分です。
温泉水はミネラルをバランス良く含みお肌を健やかに導いてくれます。
エタノールは典型的なアルコールで抗菌作用や引き締め効果があります。
カプリル酸グリセリルは乳化剤です。
シリカは珪素のことですが、研磨剤やスクラブ剤として使用される成分です。
BHTはジブチルヒドロキシトルエンといい、酸化防止剤です。旧表示指定成分です。
安息香酸Naは防腐剤です。旧表示指定成分です。
香料は天然香料で作られた香り付け成分です。
全成分を確認してみたところ、洗浄成分などは肌に優しいものが使われていますが、旧表示指定成分が配合されていたりと、少しお肌への負担が気になります。
石鹸ベースの洗顔料なので洗浄力は高めです。
全成分
- 内容量
- 15ml/60ml(100回分)/120ml(200回分)
- 価格
- 350円(税抜)/1,200円(税抜)/2,000円(税抜)
- 販売店
- 草花木果公式通販サイト/楽天市場/amazon/ロフト/Urban Comfort
※掲載時点での情報です。詳細はメーカーホームページでご確認ください。