ちふれ 洗顔 フォーム しっとりタイプ
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コスパが魅力の洗顔フォーム
- 評価
- メーカー
- 株式会社ちふれ化粧品
- ブランド
- ちふれ
- 公式サイト
- http://www.chifureshop.jp/
・アミノ酸系洗浄成分配合で潤いを守って洗浄
百貨店で見かけたと思えば、ドラッグストアやスーパーでも見かけることの多いスキンケアブランドが「ちふれ」です。
テレビCMでも見かけ、多くの方がご存じの人気ブランドです。
メーカー自体は元々訪問販売から始まり50年以上の歴史を持ちますが、大手化粧品メーカーの緒高級化粧品と成分に大差がないとの評判によってちふれ化粧品が誕生したようで、今でも全成分表示だけでなく、配合率までも公表するというこだわりを持っています。
皆さんご存知の通り、ちふれ化粧品はお手頃価格が魅力ですが、そんな「ちふれ」から発売されている洗顔フォームしっとりタイプの特徴や成分解析からわかることをご紹介します。
石鹸とアミノ酸系洗浄成分のミックス洗顔料
ブランド公式サイトには「アミノ酸系洗浄成分配合」と記載されていますので、合成界面活性剤でできている洗顔料なのかな?と思いましたが、全成分を見てみると石鹸成分が配合されています。
そのため、石鹸と合成界面活性剤のミックスで作られた洗顔料となります。
石鹸といえば、安心安全と褒めちぎる人もいらっしゃいますが、感情よりもまずは客観的に石鹸の特徴について知っておくことが大切です。
石鹸の魅力といえば、生分解性の高さです。生分解性というのは成分が微生物に分解され無機物へと変わる変わりやすさを表し、生分解性が高いとより環境などを汚染しない無機物に分解されるというわけです。
生活排水によって川が泡だらけになるといったことが昔問題となったことがありますが、それは生分解性が悪い洗剤が使われていたことが原因で生分解性の重要さが注目されたきっかけです。
そして石鹸は洗浄力が高く、また純石鹸のような超シンプル成分で防腐剤を使用せずに作れたりするといった点がメリットと言えます。
反対に石鹸にも苦手な部分みたいなものもあり、一つはアルカリ環境でしか機能しないため、石鹸は弱アルカリだということ、もう一つは硬水のようなミネラル分の多い水で使用した場合、水に含まれるミネラル分と反応し石鹸カスが生まれ泡立たないという点、最後は石鹸の保湿力などの品質は石鹸作りに使用される油脂などに左右されるという点です。
そのため、石鹸を使っていると洗顔後に肌がつっぱるという方が多いのは、石鹸の洗浄力の高く、保湿が足りてないからです。
結局のところ、洗浄系の化粧品の場合は洗い流してしまうため、保湿化粧品のような保湿力は期待できません。
どちらかというと、保湿を補うというよりも、お肌の潤いを奪い過ぎない方が洗浄系化粧品のポイントとなります。
その場合、洗浄成分の洗浄力をコントロールするのが効率的なので、石鹸にアミノ酸系やベタイン系の洗浄成分を追加することで洗浄力をマイルドにし、お肌の潤いを守るというわけです。
配合成分の配合率まで提示
ちふれは配合成分の配合率までご丁寧に公表しています。
配合成分をページ内に記載しないようなメーカーもある中、配合率まで公表するのはとても親切ですし、隠し事はないという会社としての姿勢も見られます。
パッケージの材質にもこだわる
チューブにはサトウキビから作られた環境に優しいポリエチレンを使用しているようです。
パッケージにこだわったところで、中身の品質が高まるわけではありませんが、環境面にも配慮したいという想いは伝わってきます。
すごく良いことだと思います。
成分解析
では、ちふれ 洗顔 フォーム しっとりタイプの成分を一つ一つ見ていきます。
といっても、ちふれ化粧品は成分特徴ごとに成分を紹介してくれていますのでとてもわかりやすいです。
まず基剤として記載されている水は特別な紹介がないので精製水だと思われます。
石けん成分としては
ミリスチン酸
ステアリン酸
パルミチン酸
ラウリン酸
上記が記載されていますが、この4種類の成分は脂肪酸なのでこれだけでは石鹸は作れません。液体石鹸を作るには水酸化Kが必要なので、中和剤としての水酸化Kも石鹸成分となります。
また、石鹸を作る際に製造方法次第ではグリセリンが副産物としてできます。
そのため、保湿成分として記載されているグリセリンも石鹸成分に入れてもいいかもしれません。
保湿成分のBGは防腐効果もあるため、多くの化粧品で使用されています。特にパラベンフリー化粧品にはよく使用されます。
洗浄成分としては
ラウロイルサルコシンNa
ラウリルベタイン
ラウロイルメチルアラニンNa
上記の3つの成分が記載されていますが、サルコシンとアラニンはアミノ酸なので2種類のアミノ酸系洗浄成分とベタイン系洗浄成分が配合されています。
ただし、ラウロイルサルコシンNaについてはアミノ酸系洗浄成分の中では例外的に洗浄力や刺激の強い成分で旧表示指定成分でもある成分です。
ラウリルベタインとラウロイルメチルアラニンNaはどちらも低刺激で洗浄力もマイルドな成分です。
油性エモリエント成分としては
水添ヒマシ油
ベヘニルアルコール
酢酸トコフェロール
上記が記載されています。水添ヒマシ油は油系のゲル化などに用いられる成分です。
ベヘニルアルコールは安定化剤として使われる成分で、よくアルコールフリーなのに配合されていると騒がれたりもしますが、いわゆる消毒とかお酒のイメージのアルコールではなく、化学式上アルコールの構造があるのでアルコールという名前がついているだけで、エタノールとは全く違います。
酢酸トコフェロールはビタミンEのことです。酸化防止のために配合されます。旧表示指定成分のものとそうでないものがありますが、どちらかが使われているのかはわかりません。
感触改良成分として記載されているポリクオタニウム-7は髪のきしみ防止などに使用されるコンディショニング剤です。
乳化剤として記載されているステアリン酸グリセリル(SE)は非イオン界面活性剤でお肌への刺激も少ない安全性の高い成分とされています。
パール光沢剤として記載されているジステアリン酸グリコールは洗顔料そのもににパール光沢などを与える成分で乳化安定作用もあります。
安定化剤として記載されているポロキサマー215は非イオン界面活性剤で乳化剤として使われる成分です。
防腐剤としては、
フェノキシエタノール
安息香酸Na
メチルパラベン
プロピルパラベン
上記の4種類の成分が配合されています。安息香酸とパラベンは旧表示指定成分です。
キレート剤としては、
EDTA-4Na
EDTA-2Na
上記2成分が配合されております。キレート剤というのは洗顔料自体が変質しないように防止する為の成分です。どちらも旧表示指定成分です。
ちふれ 洗顔 フォーム しっとりタイプ全体としては、旧表示指定成分も数種類配合されていますので、低刺激な洗顔料とは言えませんが、この価格でこの成分内容というのは特に悪いものでもないと思います。
もっとお値段が高くて成分内容が同じような洗顔料もありますので、コスパは良いでしょう。
ちふれ 洗顔 フォーム しっとりタイプの主な口コミ
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良いさっぱりしっとり
洗い上がりは肌がしっとりします。私の肌には合っているみたいで使っている間のお肌の調子はとても良かったです。プチプラなので嬉しいです。
Mさん 30代女性
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良い洗顔後は肌うるうる
優しく洗えて、肌トラブルもありません。しかも洗顔後はお肌が潤っています。洗い上がりはヌルヌルするタイプの洗顔もありますが、そうではなくさっぱりしているけどしっとりします。
Mさん 20代女性
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普通リピ買いはありません
しばらく使っていましたが、洗顔後に肌がつっぱってしまい、肌荒れなどはないけれど良くも悪くもない感じです。
Aさん 30代女性
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悪い合いませんでした・・・
洗顔後に肌のつっぱりなどもなく問題なく使えましたが、肌荒れが起こってしまい、合わなかったようです。
Yさん 20代女性
全成分
- 内容量
- 150g
- 価格
- 460円(税抜)
- 販売店
- ちふれオンラインショップ/百貨店のちふれ専門店/ドラッグストア/ドンキホーテ/スーパー
※掲載時点での情報です。詳細はメーカーホームページでご確認ください。